当コースは社会基盤施設の健全度の診断技術、斜面崩壊や河川の氾濫などの災害における予測・監視技術、および開発途上国への持続可能な開発援助など、「災害に強い安全な社会」、「持続可能な環境の創造」を目指して幅広い研究活動を行っています。
「共同研究」は長崎大学の研究者が学外の方と共同して行う研究です。
「受託研究」は長崎大学の研究者が学外の方からの受託を受けて公務として行う研究で、これに要する経費を委託者に負担していただくものです。
「奨学寄付金」は長崎大学の人材育成及び若手研究者への助成など、学術研究および教育研究の充実・発展及び地域活性化のために活用することを目的とし、
企業や個人の皆様方にご支援をお願いする寄附金のことです。
交通施設やライフラインなどの社会基盤施設の老朽化、頻発する台風や集中豪雨による斜面崩壊、洪水などの自然災害、
および東アジアの国々の急激な経済発展に伴う水圏・気圏の越境環境問題などが、緊急に解決すべき社会問題となっています。
当コースは社会基盤施設の健全度の診断技術、斜面崩壊や河川の氾濫などの災害における予測・監視技術、および開発途上国への持続可能な開発援助など、
「災害に強い安全な社会」、「持続可能な環境の創造」を目指して幅広い研究活動を行っています。
特に、「社会基盤整備と管理」、「人と自然環境との共生」、「地理空間情報の高度な利活用」の3つの領域に力を入れています。
例えば、橋梁やトンネルなどのインフラ施設の維持管理について、その健全度における遠隔監視システムの開発や、
アセットマネジメント手法を用いた社会インフラによる公共サービスの最適化に関する研究
例えば、川や貯水池、内湾などの水環境における水質劣化現象について、
現地観測と生物活動を考慮した数値シミュレーションを併用して、その変化メカニズムを評価し、改善策を検討する研究
例えば、東日本大震災や集中豪雨による河川氾濫のような自然災害について、
GISやリモートセンシングなどの空間情報技術を用いた広域モニタリングにより被害状況を分析し、
防災情報の提供やハザードマップの作成など、防災対策の推進に貢献する研究
当コースは地域貢献を目指して、「産」、「官」との連携を積極的に推進しており、共同研究・受託研究に関して多くの実績があります。
年度 | 番号 | 研究テーマ | 教員名 | 契約期間 |
---|---|---|---|---|
R5 | 1 | 山岳トンネルにおけるスペクトルカメラ等の活用に関する研究【共同研究】 | 蒋 宇静 | 複数年度:2年 |
2 | 有明海流入河川流域を対象とした治水と生物多様性保全の両立に向けた空間情報把握と栄養塩動態の解明(有明海流入河川流域を対象とした減災と淡水生態系保全の両立プロジェクト)【共同研究】 | 田中 亘 | 複数年度:4年 | |
3 | 社会インフラの維持管理業務の効率化および高度化に関する研究【共同研究】 | 中村 聖三 | 単年度 | |
4 | 人口減少時代の都市における防災減災への対応・暮らしの質向上等を見据えた持続可能な市街地規模の設定に関する多面的分析【共同研究】 | 石橋 知也 | 単年度 | |
5 | 全球的な潮位特性の長期変更に関する研究【共同研究】 | 鈴木 誠二 | 単年度 | |
6 | マルチスペクトル画像解析による現場計測管理に関する研究【共同研究】 | 蒋 宇静 | 複数年度:2年 | |
7 | PC橋モニタリング技術の高度化等に関する研究【共同研究】 | 中村 聖三 | 単年度 | |
8 | ケーブル点検ロボット自動昇降システムの開発【共同研究】 | 中村 聖三 | 単年度 | |
9 | GCOM-C/SGLI向け地表面温度推定アルゴリズムの開発と高精度化//GCOM-C/SGLI向け 影指数 アルゴリズムの開発と高精度化【受託研究】 | 森山 雅雄 | 単年度 | |
10 | 衛星搭載Ku帯降水レーダのための共通アルゴリズムの開発 【受託研究】 | 瀬戸 心太 | 単年度 | |
11 | フルシーズン対応型ロボットドローンの開発による鳥獣被害防止とセンシングデータを利用した生産性向上【受託研究】 | 森山 雅雄 | 単年度 | |
12 | 大規模な洪水攪乱下での河川構造の複雑性の機能と河川生態系の保全・回復に関する研究 【受託研究】 | 田中 亘 | 単年度 | |
13 | 横尾地区都市公園ストック再編事業計画策定【受託研究】 | 石橋 知也 | 単年度 | |
14 | 低温型厚膜無溶剤系セラミックエポキシ樹脂塗料の品質検証【受託研究】 | 中村 聖三 | 複数年度:2年 | |
15 | 複合サイクル試験によるメッキされた銅導体の表面酸化に関する研究【受託研究】 | 中村 聖三 | 単年度 | |
16 | 橋梁・トンネル・土工にかかわる高度技術者及びデータアナリストのカリキュラム開発と実装【受託研究】 | 西川 貴文 | 複数年度:5年 | |
17 | 第1期SIP新技術を活用した斜面防災のための高リスク地形の抽出手法の構築【受託研究】 | 中村 聖三 | 複数年度:5年 | |
R4 | 1 | モンゴルの地域住民による持続可能な砂漠化防止に関する研究プロジェクト【共同研究】 | 大嶺 聖 | 複数年度:3年 |
2 | CO2を固定化するリサイクル材の開発【共同研究】 | 大嶺 聖 | 複数年度:2年 | |
3 | モルタル吹付法面の風化状態の最適診断手法の検討に関する研究【共同研究】 | 杉本 知史 | 複数年度:2年 | |
4 | 長大斜面の植生繁茂状態での点検手法の検討に関する研究【共同研究】 | 杉本 知史 | 複数年度:2年 | |
5 | 長崎市内の急傾斜地崩壊防止施設点検と対応【共同研究】 | 蒋 宇静 | 単年度 | |
6 | 社会インフラの維持管理業務の効率化および高度化に関する研究【共同研究】 | 中村 聖三 | 単年度 | |
7 | PC橋モニタリング技術の高度化に関する研究【共同研究】 | 中村 聖三 | 単年度 | |
8 | 山岳トンネルにおけるスペクトルカメラ等の活用に関する研究【共同研究】 | 蒋 宇静 | 複数年度:2年 | |
9 | ケーブル点検ロボット画像解析システムの開発【共同研究】 | 中村 聖三 | 単年度 | |
10 | 地域振興を目的とした薬用植物に関する総合研究【共同研究】 | 大嶺 聖 | 単年度 | |
11 | 人口減少時代の都市における防災減災への対応・暮らしの質向上等を見据えた持続可能な市街地規模の設定に関する多面的分析【共同研究】 | 石橋 知也 | 単年度 | |
12 | 有明海流入河川流域を対象とした治水と生物多様性保全の両立に向けた空間情報把握と栄養塩動態の解明(有明海流入河川流域を対象とした減災と淡水生態系保全の両立プロジェクト)【共同研究】 | 田中 亘 | 複数年度:4年 | |
13 | 水性無機塗料の防食性検証試験【受託研究】 | 中村 聖三 | 複数年度:2年 | |
14 | GCOM-C/SGLI向け地表面温度推定アルゴリズムの開発と高精度化【受託研究】 | 森山 雅雄 | 単年度 | |
15 | 衛星搭載Ku帯降水レーダのための共通アルゴリズムの開発 【受託研究】 | 瀬戸 心太 | 単年度 | |
16 | 大規模な洪水攪乱下での河川構造の複雑性の機能と河川生態系の保全・回復に関する研究【受託研究】 | 田中 亘 | 単年度 | |
17 | 横尾地区都市公園ストック再編事業計画策定【受託研究】 | 石橋 知也 | 単年度 | |
18 | 各種省工程塗装仕様の品質検証(2022年度)【受託研究】 | 中村 聖三 | 単年度 | |
19 | 総合的な気候変動影響予測・適応評価フレームワークの開発/統一的な気候変動影響予測のためのフレームワーク構築と基盤情報の整備 【受託研究】 |
吉川 沙耶花 | 単年度 | |
R3 | 1 | 山岳トンネルにおける発破パターンの最適設計に関する研究【共同研究】 | 蒋 宇静 | 複数年度:2年 |
2 | 九州有明海沿岸の主要河川における原始氾濫原の推定及び水田水路を利用した治水方策の検討【共同研究】 | 田中 亘 | 複数年度:2年 | |
3 | 焼却灰を固化したリサイクル材の溶出特性に関する研究【共同研究】 | 大嶺 聖 | 複数年度:3年 | |
4 | 九州有明海沿岸の主要河川における原始氾濫原の推定及び水田水路を利用した治水方策の検討【共同研究】 | 田中 亘 | 複数年度:3年 | |
5 | 微動・振動センサーによる不安定岩盤斜面の早期警報システムの開発【共同研究】 | 蒋 宇静 | 単年度 | |
6 | GPM/DPR二周波観測を活かした自由度の高い雨滴粒径分布推定手法の開発【共同研究】 | 瀬戸 心太 | 単年度 | |
7 | 社会インフラの維持管理業務の効率化および高度化に関する研究【共同研究】 | 中村 聖三 | 単年度 | |
8 | PC橋モニタリング技術の高度化に関する研究【共同研究】 | 中村 聖三 | 単年度 | |
9 | 干潟の利活用が浅海域の環境改善に与える効果の検証【共同研究】 | 鈴木 誠二 | 単年度 | |
10 | CO2を固定化するリサイクル材の開発【共同研究】 | 大嶺 聖 | 複数年度:2年 | |
11 | モルタル吹付法面の風化状態の最適診断手法の検討に関する研究【共同研究】 | 杉本 知史 | 複数年度:2年 | |
12 | 長大斜面の植生繁茂状態での点検手法の検討に関する研究【共同研究】 | 杉本 知史 | 複数年度:2年 | |
13 | 長崎市内の急傾斜地崩壊防止施設点検と対応【共同研究】 | 蒋 宇静 | 複数年度:2年 | |
14 | 淡水資源セクターにおける適応機会とその効果の評価(2)【受託研究】 | 瀬戸 心太 | 複数年度:6年 | |
15 | GCOM-C/SGLI向け地表面温度推定アルゴリズム開発、高精度化、及び、GCOM-C/SGLI向け影指数推定アルゴリズム開発、高精度化【受託研究】 | 森山 雅雄 | 複数年度:2年 | |
16 | 環大村湾広域景観形成推進事業検討業務委託【受託研究】 | 石橋 知也 | 単年度 | |
17 | 「波佐見町の文化的景観」に関する基礎調査【受託研究】 | 石橋 知也 | 単年度 | |
18 | 大規模な洪水攪乱下での河川構造の複雑性の機能と河川生態系の保全・回復に関する研究【受託研究】 | 田中 亘 | 単年度 | |
19 | 水性無機塗料の防食性検証試験【受託研究】 | 中村 聖三 | 複数年度:2年 |