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~ バックナンバー(2019年度) ~

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卒業・修了おめでとうございます!

2020.03.25

通常であれば、コースとして一人一人に卒業証書、学位記を手渡す授与式を行い、その場で挨拶をするのですが、残念ながら今年度は新型コロナウィルス感染症の拡大を防止するためということで、授与式ができなくなってしまいましたので、HP上でお祝いの気持ちを伝えたいと思います。

卒業生、修了生の皆さん、卒業・修了おめでとうございます。コースの教職員を代表して、心からお祝いを申し上げます。

皆さんは今、自分の将来について期待や不安が入り混じった気持ちでいるのではないでしょうか?
この機会に、社会人の先輩として、皆さんに三つのことをお願いしたいと思います。

まず一つ目に、保護者の方々に感謝の気持ちを言葉で伝えてください。
初任給で何か記念になるものをプレゼントするのもいいかもしれません。無事に卒業、修了できたのは保護者の方々がこれまで支えてきてくれたおかげです。そのことをしっかり認識してください。

二つ目に、自信をもって何事にも積極的に取り組んでください。1年目が勝負です。
皆さんの多くは、4月から社会人として、新たな人生の一歩を踏み出すことになります。はじめは慣れない環境に戸惑うこともあるでしょう。しかし、皆さんなら大丈夫です。社会の荒波を進んでいくために必要な基本的な能力は十分身についているはずです。でも、もし何か困ったことがあったら、遠慮なく我々に相談してください。

三つ目に、同期や同窓生の絆を大切にしてください。
若いときには実感できないと思いますが、それなりの年齢になり、責任ある立場で仕事をするようになると、同期や同窓生がいかにありがたい存在かということが理解できると思います。同期の横のつながりを保つとともに、先輩・後輩とのつながりも自ら進んで作るように努めてください。

皆さんが社会で活躍し、時々元気な顔で大学に顔を出してくれるのを教職員一同楽しみにしています。

(記事:中村 聖三 コース長)

シビルエンジニアリングデザイン演習・ポスター発表会が開催されました!

2020.01.29

当コース3年生科目「シビルエンジニアリングデザイン演習」のポスター発表会が開催されました。本科目は、社会で求められる資質や能力の要素である「主体性」・「協働性」・「社会性」・「探究性」を養うことに有効な学習・教育方法とされる「PBL(Project-BasedLearning=プロジェクト型学習)」形式で昨年度より実施されています。約2か月半のなかで、実際に社会が抱える問題・課題に対して、学生がチームを組み、それまでに培った知識と技術をベースに自由な発想で解決のアイデアを模索し、ポスターにまとめました。

今回取り上げられたテーマは、頻発する豪雨災害や土砂災害への対策、都市域で湾に流入する生活水等の改善、長崎-鹿児島間の架橋計画の検討、景観デザインの実践・研究の系譜等、社会環境デザイン工学の幅広さを象徴するものとなりました。教員に加え学生同士も評価し合った結果、最優秀発表が1班、優秀発表が3班選出され、活発な発表会が幕を閉じました。学生諸君には来年度訪れる卒業研究において、この科目を通じて培った能力を発揮してもらいたいと思います。

(記事:石橋 知也 准教授)

雲仙市から表彰されました!

2019.12.24

当コースの中村聖三教授が、雲仙市から地方自治功労者として表彰されました。

中村教授は、多年にわたり雲仙市入札監視委員会委員として、雲仙市の地方自治の振興に大きく貢献しており、その功績を讃えられ表彰されました。

(記事:コース事務室)

土木おもしろ体験隊 大盛況!!

2019.11.21

11月18日、社会環境デザイン工学コースおよび構造工学コースの学生および教職員が中心となり、工学部ピロティにて,土木の日おもしろ体験隊を開催しました。

今年は、「まちづくり」や「地域の河川に住む生物」をわかりやすく紹介したブースの新設と、ドローン操縦体験コーナー(NERC)の設置により、参加した児童のみなさんも例年以上に盛り上がっているようでした。今後も、より多くの小中学生また保護者のみなさんに、土木工学の魅力を伝えていけるようにしていきたいと思っています。

(記事:奥松 俊博 准教授)

土木学会全国大会で優秀論文講演発表者賞を受賞しました!!

2019.11.05

工学研究科 博士前期課程 総合工学専攻 社会環境デザイン工学コース2年の出口資門さんが、さいたま市で開催された第54回地盤工学研究発表会において優秀論文講演発表者賞を受賞しました。本大会は、全国から地盤工学分野の実務で活躍する技術者や大学の研究者が集まって毎年開催されています。同賞は講演会で研究成果を発表し、特に優れた講演者に与えられるものです。

受賞研究は「廃棄物地盤に対するコーン貫入・スパイラル杭引抜試験の適用性の検討」と題するものです。本研究では、原位置地盤の強度を簡易的に推定できる試験法を開発し、現場試験でその適用性を明らかにしたものです。

(記事:大嶺 聖 教授)

南アフリカ大学のMsagati教授の特別講演会を開催しました!!

2019.11.05

社会環境デザイン工学コースでは、長崎大学招へい教授として来日した南アフリカ大学のMsagati教授を講師としてお迎えし、2019年10月28日に特別講演会を開催しました。Msagati先生は、ボツワナ大学でPh.Dの学位を取得後、分析化学分野で長年研究を続けてこられてきました。水質浄化や炭鉱跡地の修復などに関して多くの著書や論文があります。

特別講演会では、「南アフリカの新しい汚染物質の現状」に関する最近の話題を話していただきました。他コースの教員や学生の参加もあり、活発な議論が行われました。

(記事:大嶺 聖 教授)

土木の日 テクノパワー土木おもしろ体験隊開催!!

2019.10.16

2019年11月16日(土)に、長崎大学文教キャンパスで、テクノパワー土木おもしろ体験隊を開催します。おもしろ体験隊は、11月18日の「土木の日」にちなんだイベントで、土木に関する実験やものづくり体験など、さまざまな実験を公開しています。みんなで一緒に土木のことを学びましょう。参加を希望される方は事前に参加申込をお願いします。

⇒ おもしろ体験隊に関する情報、参加申込は こちら へ。

(記事:奥松 俊博 准教授)

工学部土木工学科創立50周年記念式典等が盛大に挙行!

2019.10.07

長崎大学工学部土木工学科創立50周年記念事業の記念式典等が、9月28日(土)に開催されました。先ず、当日の午後には、長崎大学文教キャンパスの文教スカイホールで記念講演会が開催されました。講師には、京都大学特任教授・名誉教授の宮川豊章先生をお招きして、「丈夫で美しく長持ち:土木を、市民社会を!」との題目でご講演を賜りました。卒業生や教職員、学生等175名の聴講者があり、多数の質問が会場から出され、大盛況でした。

夕方からは、会場をホテルニュー長崎に移して、記念式典が挙行されました。鶴翔会会長の森尾宣紀様からの式辞、さらに長崎市長田上富久様および長崎県土木部部長の岩見洋一様から来賓祝辞を頂戴致しました。その後、長崎大学龍踊部の勇壮な演舞(龍踊、じゃおどり)を皮きりに、名誉教授の古本勝弘先生のご発声による乾杯で祝賀会の幕を開けました。ご来賓の皆様、卒業生や教職員から成る参加者は197名であり、それぞれ旧交を温めることが出来ました。卒業生・修了生の皆様のご支援とご協力に改めて感謝申し上げます。

土木工学科創設50周年記念事業(特設サイト)
https://www.cee.nagasaki-u.ac.jp/a50/

(記事:夛田 彰秀 教授)

九州4県(福岡・大分・熊本・長崎)を巡る現場見学会を実施しました!

2019.10.02

9月25日、26日の2日間で、社会環境デザイン工学コースの3年生および中国・韓国からの留学生、引率教員、総勢72名で現場見学会をおこないました。1日目午前は長崎市内の「新日見トンネル建設工事現場(国土交通省九州地方整備局・長崎河川国道事務所)」を、午後は福岡県朝倉市の「小石原川ダム建設工事現場(独立行政法人水資源機構・朝倉総合事業所)」を、それぞれ視察しました。小石原川ダムはロックフィルダムの堤体工事が完了した段階で、水が貯められる前のダムサイトを見ることができ、圧巻の規模を体感することができました。

大分市内にて宿泊後、2日目午前は大分県竹田市の「白水溜池堰堤<国指定重要文化財>(富士緒井路土地改良区)」にて、美しい風景、構造物を構成する素材、水の音、心地よい風に触れ、約1時間思い思いの時間を過ごしました。そして、午後は熊本県にて「熊本地震復旧工事・阿蘇大橋地区(国土交通省九州地方整備局・熊本復興事務所)」を視察し復旧の現状を学びました。今回、視察を受け入れてくださった関係各位のご協力のお陰で、大変有意義な見学会になりました。皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。


新日見トンネル建設工事現場(国土交通省九州地方整備局・長崎河川国道事務所)【写真1枚目】
小石原川ダム建設工事現場(独立行政法人水資源機構・朝倉総合事業所)【写真2枚目】
白水溜池堰堤<国指定重要文化財>(富士緒井路土地改良区)【写真3枚目】
熊本地震復旧工事・阿蘇大橋地区(国土交通省九州地方整備局・熊本復興事務所)【写真4枚目】

(記事:石橋 知也 准教授)

新任職員の自己紹介!

2019.09.06

令和元年9月1日付で本コース技術職員に着任致しました木村晃彦です。前職は、鹿児島県内の市役所に勤務しておりました。

市役所での業務内容は河川・道路・公園の維持管理に関する業務や、都市計画に関する業務を行っておりましたので、今後は公務員を目指す学生に対しての就活サポートを行っていきたいと思っています。よろしくお願いいたします。

(記事:木村 晃彦 技術職員)

オープンキャンパス2019開催!

2019.07.23

当日は台風の影響が心配される中、予定通り「オープンキャンパス2019」が開催されました。悪天候のため例年と比べ参加者数は少なかったものの、高校生やその保護者の方々など九州内外問わず、当コースの実験実演やシミュレーションのデモなどの催事出展にご参加いただきました。

特に、AO入試に関する質問や当コース卒業後の進路に関する熱心な質問がなされるなど、当コースへの強い関心をもってご参加いただいていることが伺えました。当コースを志望しているみなさまにエールを送りますとともに、近い将来、大学でお会いできることを楽しみにお待ちしています。

(記事:杉本 知史 准教授)

ご協力いただいた企業の皆様を「オフィシャルサポーター」としてご紹介!

2019.07.09

創立50周年記念事業として行われている「コースの教育・研究への支援を目的とした醵金活動」にご協力いただいた企業の皆様を、コースのホームページにおいて「オフィシャルサポーター」としてご紹介しています。

各社のロゴをクリックするとその会社のWebサイトにジャンプするように設定されていますので、ご覧ください。

オフィシャルサポーターの紹介ページ
https://www.cee.nagasaki-u.ac.jp/a50/supporter.html

(記事:中村 聖三 コース長)

当コースは創立50周年を迎えました!

2019.07.04

昭和44年(1969年)4月に設置された土木工学科を起源とする当コースは、本年みなさまのご支援により創立50周年という大きな節目の年を迎えることができました。これはひとえに卒業生・修了生の皆様をはじめとする関係各位のご理解とご協力によるものであり、ここにあらためて感謝いたします。

創立50周年を記念し、9/28(土)には記念式典、記念講演会などを開催いたします。また、社会環境デザイン工学コースの教育・研究への支援を目的とした醵金活動を実施しています。詳細はトップページにある50周年記念事業のバナーをクリックしてご確認ください。創立50周年記念事業の趣旨をご理解頂き多くの方々からご支援を賜りたく、心よりご協力をお願い申し上げます。

土木工学科創設50周年記念事業(特設サイト)
https://www.cee.nagasaki-u.ac.jp/a50/

(記事:中村 聖三 コース長)

2019年度出前講義受付開始!!

2019.05.28

当コースでは、大学における教育・研究の面白さや奥深さを紹介するとともに、高校生の皆さんに多様な学習機会を提供するため、「出前講義」メニューを用意しています。高大連携事業の一環として位置付けている「出前講義」は、高校生を主たる対象者として実施しており、進路決定に大きく役立つものと思います。

今年度は、11名の教員で31テーマを用意しております。お申し込みは、12月初旬まで随時受け付けております。ご興味を持たれた方は、まずはお気軽に当コースまでお問い合わせください。

出前講義の紹介ページ
http://www.cee.nagasaki-u.ac.jp/admission/school-visit/

(記事:杉本 知史 准教授)

今年のカラーはダークグレー

2019.05.24

いよいよ専門基礎科目から専門応用科目へとステップアップしていく3年生のもとに、新しい作業着が届きました。今年の3年生が選んだ色はダークグレーです。早速作業着に身を包み、水工実験や土質試験、構造実験など、より専門的・実践的な知識と技術の習得に励んでいます。

本コースでは、社会基盤工学に必要な基礎学力および専門に関する基礎知識を十分な時間をかけて習得できるようなカリキュラムを用意しています。さらに、多岐にわたる社会基盤工学分野の中でも、学生が自身の興味や将来就きたい仕事に応じて選択できるよう、それらに対応した専門応用教育を提供しています。

(記事:西川 貴文 准教授)

「世界の橋を大切に」( YouTube・JICAチャンネル)

2019.05.24

国際協力機構(JICA=ジャイカ)の研修事業における長崎大学(工学部)の取り組みが、JICAのYouTubeチャンネルに掲載されました。

長崎大学工学部が2016年から取り組んでいるJICA課題別研修「橋梁維持管理」(プロジェクトリーダー=西川准教授/社会環境デザイン工学コース)では、アジアやアフリカ、大洋州(オセアニア)、中南米といった世界中の国で橋の維持管理に携わる政府技術者に対する技術研修を行っています。これまでに37か国85名の研修員が長崎大学で橋の維持管理について学び、帰国した先で活躍しています。

この他にも様々な国際協力や国際交流事業を進める長崎大学・社会環境デザイン工学コースは、グローバルなフィールドで活躍するエンジニアを目指すあなたを待っています。

YouTube・JICAチャンネル「世界の橋を大切に-経済と安全を支える-」
https://youtu.be/87RlNrDsW90(日本語ページ)
https://youtu.be/nW2mnbHbLyw(英語ページ)

(記事:コース事務室)

新任教員の自己紹介!

2019.04.25

平成31年4月に本コースに着任いたしました。専門分野としましては、河川工学・応用生態工学です。これまで、筑後川、チャオプラヤ川などで河川に生息する淡水魚や水生昆虫の生息状況と、川の洪水や物理環境との関係の解明をテーマとしてきました。

ここ長崎の素晴らしい環境でより一層精進し、長崎や九州の自然環境向上に資する実践的な研究を進めていきたいと存じます。研究だけでなく、多自然川づくりの事例となるものを成果として残していければいいなと思っています。そのためにも、長崎の各地へ足を運び、川づくりや自然再生に取り組む地元の方々との地縁を速やかに築いていきたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

(記事:田中 亘 助教)

現場見学(新入生オリエンテーション合宿)

2019.04.08

4月5~6日の2日間、新入生オリエンテーション合宿を実施しました。あぐりの丘高原ホテルでの1泊研修の翌日、宮地エンジニアリング株式会社様のご協力により、九州新幹線八千代Bi上部工架設他工事を見学することができました。

工事全体概要について清水・三軌建設JVの田中所長よりご説明いただいたあと、宮地エンジニアリング株式会社取締役の平島様と現場責任者の方より、橋梁製作・上部工施工方法について紹介していただきました。引き続き、地上20mの鋼箱桁(延長約190m、重量約1,800t)上を歩きながら、JR長崎本線上を架設するために採用された「送出し工法」の詳細や、土木・環境技術の魅力などについて教えていただきました。

参加した学生は、長崎市の海の玄関へと伸びる新幹線の工事現場で実際に働いている技術者の方々から直接話を聞くことで、自分の将来像を垣間見たようです。この春高校を卒業したばかりの新入生ゆえ、専門的な部分についてはピンと来なかったところもあるようですが、これから始まる大学生活を通じて立派なCivil Engineerとなっていくことを、われわれ教職員一同期待しています。

今回の現場見学でお世話になりました工事関係者に深く御礼申し上げます。
(写真提供:宮地エンジニアリング株式会社)

(記事:奥松 俊博 准教授)

新4年生の研究室配属を行いました!

2019.04.05

新4年生の卒業研究のための研究室配属を行いました。今年は総勢43名の学生が卒研に着手します。希望の重複がある場合は当事者間で調整を行いつつ、無事全員の配属が決定しました。

縁あって配属された研究室です。就職活動や進学の準備等で慌ただしい1年間になりますが、大学4年間の集大成として納得のいく研究成果をまとめてくれることを教職員一同、期待しています。

(記事:石橋 知也 准教授)

新入生が入学しました!

2019.04.04

社会環境デザイン工学コースに、新入生46名(留学生2名、女子学生11名)が入学しました。全国各地から集まった元気な学生たちです。コースでの新入生オリエンテーションは、中村聖三コース長からの激励メッセージに始まり、コース教職員の紹介と昼食会を開催しました。

入学後最初の週末には、同オリエンテーションの一環で市内宿泊施設での合宿が行われます。これからの学生生活が実りあるものになるよう教職員一同願っています。

(記事:石橋 知也 准教授)

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