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~ バックナンバー(令和4年度/2022年度) ~

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新任教員の自己紹介!

2022.11.15

2022年10月より本学に着任しました吉川沙耶花と申します。私の専門分野は、水文学と衛星リモートセンシングによる土地利用把握です。これまでにブラジル・アマゾンにおける森林破壊とその要因、全球における気候変動及び土地利用変化による将来の水資源量推定、日本における極端降水と気温上昇の関係の把握などの研究を行ってきました。

今後も土地利用変化と水資源というキーワードを中心に研究していく予定です。特に長崎という特徴的な地形・気候条件に着目した水資源逼迫や極端降雨による水災害に関する研究にも取り組んで行きたいと思っております。よろしくお願いいたします。

(記事:吉川 沙耶花 准教授)

土木学会全国大会で優秀講演賞を受賞しました!

2022.11.08

工学研究科 博士前期課程 総合工学専攻 社会環境デザイン工学コース2年の山口晃佑さんが、京都大学吉田キャンパスで開催された「第77回土木学会全国大会」において優秀講演賞を受賞しました。本大会は、全国から土木分野の実務で活躍する技術者や大学の研究者が集まって毎年開催されています。同賞は講演会で研究成果を発表し、特に優れた講演者に与えられるものです。

受賞研究は「遠心力載荷模型実験による築石構造物の動的挙動に関する基礎研究」と題するものです。本研究では、熊本地震で被災した熊本城の石垣について、力学的な観点から地震時の挙動や崩壊メカニズムについて明らかにすることを目的とした基礎研究です。今後のさらなる発展が期待されます。

(記事:杉本 知史 准教授)

蒋宇静教授が令和4年防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞!!

2022.11.08

蒋 宇静教授は、令和4年防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞されました。この表彰は、『「防災の日」及び「防災週間」について』(昭和57年5月11日閣議了解)に基づき、災害時における人命救助や被害の拡大防止等の防災活動の実施、平時における防災思想の普及又は防災体制の整備の面で貢献し、特にその功績が顕著であると認められる団体又は個人を対象として表彰するものです。本年度は、12個人と36団体が受賞しました。

蒋教授の受賞は、『長崎県の道路防災事業計画委員会委員長や各種事業の委員会委員として、長年にわたり防災事業計画の策定と防災対策の専門的助言を行い、長崎県の防災整備に多大な貢献をし、近年、集中豪雨によって発生した県内の複数個所の被災地の早期復旧と再発防止のために、専門的助言と提言を行うなど、地域の安全安心に多大な貢献を行った功績が認められたこと。』によるものです。

なお、表彰式は、令和4年9月13日(火)に、総理大臣官邸大ホールで行われました。

https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/actions/202209/13hyousyou.html

(記事:コース事務室)

岡林隆敏名誉教授が令和4年度地域文化功労者表彰被表彰者に決定!!

2022.11.08

文化庁では、全国各地における地域文化の振興に功績をあげた方々を対象に地域文化功労者表彰を実施しており、この度、岡林隆敏名誉教授が表彰されることが決定しました。

岡林名誉教授は、長崎大学において長年にわたり教鞭をとっており、橋梁工学、近代土木史、景観工学、土木情報学などを専門に、長崎市の土木史に関する研究も行っています。長崎市には、近代化を象徴する土木遺産が多く所在しており、これらの文化財保護に関して、岡林名誉教授の識見が果たした功績が大きいことが評価されました。

また、平成2年から長崎市伝統的建造物群保存地区保存審議会、平成4年から長崎市文化財審議会、平成16年から長崎県文化財保護審議会委員を務めました。そのほかにも多くの文化財に係る附属機関の委員を務め、県内の文化財保護行政に多大な尽力をしてきたことも評価されました。

学術的分野における功績としても、いくつもの著書を出版しており、『長崎古写真集』の編集を手掛けるなど、長崎市を中心に歴史文化の普及啓発にも力を注いできたことも評価されました。

表彰式は11月15日(火)に京都で執り行われる予定です。

(記事:コース事務室)

土木情報学論文賞を受賞しました!!

2022.10.19

工学研究科 博士後期課程(社会人ドクター)の大関誠さんが、土木学会論文集F3(土木情報学)Vol.77(2021)No.1に掲載された論文「説明可能性を考慮した深層学習手法による橋梁の補修判断モデルの検討」により、2022年度土木情報学賞(論文賞)を受賞しました。

土木情報学論文賞は、「前年の土木学会論文集F3(土木情報学)に論文を発表し、独創的な業績を挙げ、土木情報学における学術・技術の進歩、発展に顕著な貢献をなしたと認められた論文の著者全員に授与される」もので、大関さんの所属会社である富士フイルムと長崎大学との共同研究の成果が高く評価され、今回の受賞となりました。

(記事:中村 聖三 教授)

3年生の現場見学を行いました!!

2022.09.26

3年生の必修科目である「学外実習及び見学」の一部として、9/21(水)に現場見学を行いました。午前中は佐世保市の山の田浄水場、午後はNEXCO西日本の西九州自動車道4車線化事業の工事現場を見学させていただきました。

山の田浄水場では、明治時代に建造され選奨土木遺産となっている旧施設と、セラミック膜ろ過など最新の施設の両方を見学しました。4車線化事業工事現場は、施工中のトンネルの中や高架橋の上を見学する貴重な体験ができました。3年生は、学外実習と現場見学の体験を通して、就職へのイメージが深まったと思います。お忙しい中、見学対応していただきました佐世保市水道局、NEXCO西日本佐世保工事事務所およびその関係者の皆様に感謝いたします。


山の田浄水場(佐世保市)【写真1枚目】
西九州自動車道4車線化事業施工現場(NEXCO西日本、佐世保市)【写真2-3枚目】
西海橋(西海市)【写真4枚目】

(記事:瀬戸 心太 准教授)

7月16日(土)にオープンキャンパスを開催!!

2022.07.19

前日未明に大雨警報が発令され、開催が危ぶまれる中、予定通り「長崎大学オープンキャンパス2022」が開催されました。高校生やその保護者の方々など九州内外問わず、当コースの実験実演やシミュレーションのデモなどの催事出展に42名の方々がご参加いただきました。

特に、総合型・学校推薦型選抜入試に関する質問や当コース卒業後の進路に関する熱心な質問がなされるなど、当コースへの強い関心をもってご参加いただいていることが伺えました。当コースを志望しているみなさまにエールを送りますとともに、近い将来、大学でお会いできることを楽しみにお待ちしています。

(記事:杉本 知史 准教授)

7月16日(土)にオープンキャンパスを開催!!

2022.06.30

7月16日(土)にオープンキャンパスを開催します。本コースの魅力を知っていただけるよい機会ですので、ぜひご参加ください。参加希望の方は、事前申込みが必要です。事前申込みをしていない方は入構できませんのでご注意ください。

申込締切は7月5日(火)17:00までとなっておりますので、まだ申込をされていない方はお急ぎください。

当コースのオープンキャンパスの情報はこちら

(記事:コース事務室)

岡林隆敏名誉教授の新刊「長崎橋物語」が出版されます!!

2022.06.14

岡林隆敏名誉教授の新刊「長崎橋物語」が、6月30日に弦書房から出版されます。

日本の橋450年の歴史の縮図は長崎にあり!!古地図、古写真、絵葉書、設計図、橋梁台帳等膨大な文献資料をもとに、長崎の橋の歴史的変遷を日本における橋の近代化の縮図としてたどる画期的な一冊。

お求めの場合は、書店にてご注文いただくか、出版社Webサイトにてご注文ください。

(記事:コース事務室)

屋上に雨の観測装置を設置しました!!

2022.06.02

工学部1号館の建物屋上に雨を観測するための小型のレーダー(マイクロレインレーダー)と雨粒の大きさを測ることができる観測装置(ディスドロメーター)を設置しました。観測の様子を、JAXA作成のページから見ることができます(右上のボタンで長崎に切り替えて下さい)。

この観測は、大きな被害を引き起こす線状降水帯の予測を改善するための気象庁の取り組みの一部として、長崎大学とJAXAが協力して実施するものです。長崎県南部は「諫早ライン」と呼ばれる線状降水帯が発生しやすい地域として知られています。今回の観測を基礎として、線状降水帯の構造や発生メカニズムの理解がすすみ、近い将来、豪雨災害被害の軽減につながることが期待されます。


観測装置、左上の白いアンテナがマイクロレインレーダー、右下の緑色の箱がディスドロメーター【左写真】
観測結果(マイクロレインレーダー)の一例、赤色が雨の強いところを示す。JAXA作成のページより引用【右図】

(記事:瀬戸 心太 准教授)

ご入学おめでとうございます!

2022.04.05

新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。みなさんが高校に入学した年、新型コロナが世界を席巻することになりました。楽しみにしていた高校生活も多くの面で制約されたのではないかと思います。そのような厳しい環境のもと、しっかりと勉学に励み当コースに入学してもらったことに対し教職員を代表して感謝します。

私たち教職員も、みなさんが勉学に励めるよう、教育をとりまく環境づくりに取り組んできましたが、それでも様々な面で不便を感じることがあるかもしれません。そんなときは、私たちに気軽に話しかけてください。さらなる高環境を提供できるよう努めたいと思います。

長崎は風光明媚に満ちたコンパクトで様々な特色をもったまちですが、みなさんが過ごす今後4年間に、その様相が大きく変わろうとしています。ぜひ「まちづくり」というものを自らの五感をもって感じてみてください。季節とともに変わる自然現象をよく観察してみてください。みなさんが学ぶ社会環境デザイン工学とは何なのか? どのように社会に貢献できるのか? 大学生活を通して自分なりに答えが見つかるのではないかと思います。

(記事:奥松 俊博 コース長)

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